シオドア・スタージョンの「火星人と脳なし」にジャーゲンが出てくる。霜島義明訳を『[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ』(若島正編/河出書房新社)で読むことができる。何か噛みあわない会話の中に出てくるだけだが、フォークナーとキャベルと並んで出てきて、そういえば、フォークナーの作品にもジャーゲンが出てきたではないかと思い出したりするわけである。
まあ、それだけの話ではあるのだけど。
スタージョン全集の第五巻に収録されている。The Martian and the Moronである。
この作品、Weird Tales 1949年3月号が初出なのだが、たまたまその号を持っていた。