ドイツ語版ジャーゲン

『ジャーゲン』は英語圏以外でも広く読まれてきたのだろうかと思うと、そうでもないようである。あまり詳しいことは分からないが、古本屋で買える範囲でかくにんしたところでは、ドイツ語訳は1928年に出ている。これは、Fraktur(所謂、ひげ文字)でちょっと読みにくい。

1981年にはHeyne社からFantasy Classicsの一冊として刊行された。翻訳は上の本とは別である。底本はStorisende版ではないようで、フンコロガシの登場場面などは入っていない。でも、翻訳に際しては、ときどき参考にした。

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