マグカップ三兄弟

今回の《マニュエル伝》は三冊連続刊行である。正確にいうとほぼ隔月刊である。翻訳に着手する前に、何か作らなくてはならないと思った。理由は何もない。マグカップを作ろうと思った。もちろん、自分が土から焼く暇はないので、絵を焼き付ける註文をするだけであるが。

『ジャーゲン』『イヴについて少し』『土の人形ひとがた』の三冊に対応したマグカップは以下の写真のようにできあがった。実際に本に載っているパペの絵を使って、それらしい言葉を引用した。非売品である。何かの機会にこっそり配布する企画を思いつくかも知れない。何も思いつかなかったら、世界で10人くらいが手にしただけで終わることになるが、それならそれでいいのだと思う。

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