「月蔭から聞こえる音楽」

1973年に「幻想と怪奇」に載ったキャベルの翻訳作品が「月蔭から聞こえる音楽」(山田修訳)である。これもまた《マニュエル伝》に属する作品。原題はMusic from Behind Moonという。『ジャーゲン』や『イヴのことを少し』に登場して重要な役割を演ずるある登場人物がここにも出てくる。これがあの人かと思いながら読むと楽しいのである。

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