ジャーゲン註釈本

Jurgenには古今東西の神話や民話から夥しい数の人物名地名等が借用されている。あるいは、場面すらも。それを全部拾ってやろうという気持ちを抱きそうになるのは当然だと思うが、それで本を作ってしまった人たちがいる。ここに紹介するのはその一冊(ということは一冊だけではないのだ)である、1928年にニューヨークのRobert M. McBride社から刊行されたNotes on Jurgenである。著者はJames P. Cover。100ページほどしかない短い本だが、とにかく『ジャーゲン』の註釈しかないのである。これがなかったら翻訳は難しかっただろう。このオンライン版が去年まではあったのだが、今はもうない。保存しておけばよかったと後悔している。翌年にはNotes on Figures of Earthも刊行された。この出版社は《マニュエル伝》を多数出版している会社でもある。

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